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  3. 座談会:デジタルメディア時代の人類学 —映像で他者を想像する—
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  3. Round-table discussion on anthropology in the age of digital media
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イベントについて

ABOUT THE EVENT

拡張された場におけるアートマネジメント人材育成事業「状況のアーキテクチャー」2017
テーマ1〈物質〉「Transferring Matter: 創造的アーカイブ」
プロジェクト1「物質+感覚民族誌」スピンオフプログラム

 

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、「感覚民族誌」的観点からみて優れたアプローチをとる実践や、身体深部の感覚や感性の作用を問う表現に着目した展覧会を次年度に企画しています。そのリサーチの一環として、Anthro-film Laboratoryの座談会を開催します。

 

変容する時代にどう他者を想像するのか?そもそも他者とは誰のことなのか?この座談会では現代人類学の抱える根本的な課題について、経歴も関心も異なる4人の若手研究者たちが自由に意見を交差させる。4人の共通点は人類学と映像制作。デジタル化とインターネットの爆発的な普及により、現代の人類学者は大量の文献をタブレット一つに収めながら旅し、最新の研究動向を遠方にいながら瞬時に把握し、フィールドワーク中に論文を執筆することもできる。他者と経験を共有し、生活を身体化することを通して彼らの世界観を「翻訳」することで想像=創造することを生業としてきた人類学は、時空間と身体の関係性の大きな変化の波にさらされている。デジタル技術の進展により映像制作は人類学者にとってこれまで以上に容易になったが、情報をより直接的・感覚的に伝えられ「他者」との共有を可能にする映像は、人類学にとってどんな意義を持ちうるのか。逆に、人類学は映像に何を貢献できるのか。また、人類学を志すものたちは、これからどのような生き方を描いていくのか。ドキュメンタリー、マジックリアリズム、植民地主義の遺産、日本の周縁性、感覚と芸術——様々な方向へ縦横無尽に飛びながら、デジタルメディア時代の想像力と人類学について会場とともに考えていく。

(Anthro-film Laboratory)

 

登壇者:太田光海、ふくだぺろ/福田浩久、村津蘭、白井樹

進行:川瀬慈(国立民族学博物館准教授)

 

登壇者

太田光海
1989年生まれ。東京都出身。マンチェスター大学社会人類学・映像メディア博士課程在籍。神戸大学国際文化学部卒業後、パリの社会科学高等研究院(EHESS)で人類学修士課程修了。パリ郊外の移民系少年たちとサッカーの関わりとエスニシティについて研究を行った。マンチェスター大学では、2015年より南米エクアドル・ペルー両国のアマゾン地域にて、先住民コミュニティの飲食文化や動植物との関わりを通した自然理解と、森林破壊や貨幣経済の浸透による自然観の変容について研究している。

ふくだぺろ/福田浩久
1982年生まれ。東京大学日本文学学士。様々な職業を経る。マンチェスター大学Visual Anthropology修士。修士プロジェクトはルワンダ国王に取材した『神話的現実とイメージからみるルワンダ王権』。フィールドから発した詩・小説・インスタレーション・映像など、異なるメディアにまたがった作品を発表しながら、妻と娘と暮らす。代表作に『ふぃっしゅのーちい』『parallel architecture』等。マンチェスター国際映画祭実験映画賞等受賞。 www.fukudapero.com

村津蘭
1983年生まれ。一橋大学法学部卒業。在学中、上海からカイロまで陸路で旅行する。その後、大手通信企業で勤めながら、ホームレス支援団体を起ちあげたり、デモでゴジラ神輿を作り町を歩いたりする中で、映像制作と出会う。西アフリカ、ベナンでの2年間の福祉センター勤務を経て、現在は京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程に在籍し、映像を用いながらベナンの宗教における憑依や妖術師について研究している。

白井樹
1988年生まれ。一橋大学社会学部卒業。2年間休学し、東ヒマラヤの元王国であるインド・シッキム州に留学してフィールドワークを行う。卒業後、メーカーで勤めながら表現としての写真と出会い、現代写真研究所を修了。退社後、タイで日本語/文化教育に携わるかたわら、インタノン山のカレン族の村に通い生活世界を捉える写真作品の制作を開始。異なるメディアにまたがる手法に関心を広げ、2017年4月に帰国し映像人類学修士課程への進学を目指している。 www.tatsukishirai.com

 

連携企画

状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト1「物質+感覚民族誌」成果発表展
本プロジェクトの受講生が、民族芸術学や感覚民族誌学についての知見を深めるレクチャーや展示見学ツアーへの参加を経て企画立案します。京都市立芸術大学芸術資料館の収蔵品を感覚民族誌学の視点を交えながら展示します。
会期:2018年2月17日(土)−3月4日(日)
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
詳細:gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20180217_id=10957#ja

 

Anthro-film Laboratory
www.itsushikawase.com/anthro-film_lab

会場
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
展示室
Gallery C
日時
2018年1月25日(木)18:00–20:00
観覧料/参加費
無料(申込不要)
主催
京都市立芸術大学
Anthro-film Laboratory
助成
平成29年度 文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
お問い合わせ
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
TEL: 075-253-1509 | E-MAIL: gallery@kcua.ac.jp
Venue
Kyoto City University of Arts Art Gallery @KCUA
Room(s)
Gallery C
Date(s)
Thursday, January 25, 2018 from 6 to 8 PM
Admission/Cost
Free admission; in Japanese only
Organized by
Kyoto City University of Arts
Anthro-film Laboratory
With additonal funding from
Agency for Cultural Affairs
Contact
Kyoto City University of Arts Art Gallery @KCUA
Phone: +81-(0)75-253-1509 | E-mail: gallery@kcua.ac.jp