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展覧会について

ABOUT THE EXHIBITION

本学日本画専攻は1880年の画学校創設以来、その伝統を継続する教育を行い、多くの著名な作家を輩出すると共に、一貫して写生を軸にした基礎教育をおこなってきました。
自然への共感と対話を通じて豊かな精神を養い、自己研鑽を行うことを目的とし、絵画表現以外の領域でも活躍できる人材を育成し社会に貢献し続けています。
また、これまで東アジアを中心に留学生を受け入れ、その多くは母国に戻ったのち、 教育者となり、後進を育てるなど、本学での教育は日本にとどまることなく世界への広がりを 見せています。今回の展覧会では、日本画研究室が行ってきた教育の成果を次の3つの項目に 章立てしています。
芸術表現の多様化する現代において、地道に行ってきた日本画教育の意義を再確認するとともに、社会におけるその必要性を提言することで、後進にこの静かで豊かな世界を“つなぐ”ことをめざしています。

第一章 模写・修復技術の伝承 敦煌壁画
日本画表現の伝統を源流に遡れば、仏教伝来と共に大陸から伝わった絵画技法に行き着きます。
中国・敦煌では5世紀頃に石窟壁画が描き始められ、初唐の影響を強く受けたわが国の法隆寺金堂壁画がそれを証明し日本画表現の歴史の長さを物語っています。
この章では、敦煌石窟の紹介と共に、本学で模写および修復技術を学んだ留学生が現地で行っている保存活動を本学保存修復研究室教員(宮本道夫教授)の模写作品と敦煌壁画の模写作品を多数展示することにより、模写・修復技術の現在を報告しています。
また、関連講座として展覧会会期中に出品者である敦煌研究院美術研究所所長 候黎明氏に、敦煌壁画保存修復の現在をご紹介いただく予定です。

第二章 日本画の発展・展開 京都市立芸術大学日本画研究室の現在
現在、本学日本画研究室に所属する7名の教員(西田眞人教授、浅野均教授、綾田勝義准教授、小池一範准教授、日影圭講師、川嶋渉講師、小島徳朗講師)による作品を展示し、 日本画表現の現在とその可能性を報告します。
なお、本学開学以来の成果は、本年11月、京都市美術館に於いて開催される 「京都日本画の誕生」展にて報告される予定です。

第三章 中国における「岩彩画」の展開
昨年上海において本研究室が主催した「東アジアにおける岩彩画の展開」展の報告を兼ね、現在、国画である水墨画に対し、「岩彩画」として独自の領域を切り開こうとしている中国の作家たちに焦点をあてています。
本学に留学し日本画教育を受けた彼らが母国に戻り、どのように日本画を吸収し「岩彩画」に昇華したのか、その動向と教育機関における岩彩教育の現状を、実際の作品と共に報告します。
また、関連講座として展覧会開催中に出品者である上海大学美術学院講師苗彤先生に、中国における岩彩画の現在をご紹介いただく予定です。


関連イベント 
講座:「敦煌壁画保存修復活動の現在」
日時:6/15(火)14:00〜
講師:敦煌研究院美術研究所 所長 侯 黎明
講座:「中国における岩彩画の現在」
日時:6/16(水)14:00〜 
講師:上海大学美術学院 講師 苗 彤

関連情報
※同時開催:「美工創立130周年記念展I期・II期」4月2日(金)~7月25日(日)
京都市立銅駝美術工芸高等学校主催 ギャラリーA、B、C

※特別講座:6月26日(土)午後2時~ 「祗園祭-橋弁慶山のみどころ-」那須明夫(橋弁慶山保存会理事長)、吉田雅子(京都市立芸術大学准教授・染織史専門)

※関連事業:京都市立芸術大学創立130周年記念展「京都日本画の誕生-巨匠たちの挑戦」2010年9月25日(土)~11月7日(日)(月曜休館)京都市美術館 主催 京都市立芸術大学、京都市美術館、毎日新聞社、京都新聞社

会場/展示室
@KCUA1,2
日時
2010 年6月12日(土) -7月4日(日)
11:00〜19:00(最終入場18:45まで)
休館日
月曜
観覧料/参加費
無料
主催
岩彩画研究実行委員会
お問い合わせ
@KCUA TEL: 075-253-1509 MAIL: gallery@kcua.ac.jp
Venue(s)/Room(s)
@KCUA1,2
Date(s)
June 12 – July 4 , 2010
11:00~19:00(The last admission to the gallery is at 18:45 )
Closed on
Monday
Admission/Cost
Free
Contact
@KCUA – Phone: +81-75-253-1509 / E-mail: gallery@kcua.ac.jp