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  3. Displacement

展覧会について

ABOUT THE EXHIBITION

京都市立芸術大学を近年卒業・修了した作家を中心としたグループ展「京芸Transmit Program」の、2010年の開館記念展に続く第二弾です。絵画や彫刻、工芸、デザインといった既存のジャンルの垣根をはらったところで質の高い制作活動を続ける作家たちを紹介します。日常生活で見られるような、身近な素材や技法を選択しながら、個々の制作活動を追求している作家たちによって、生活の一こまを切り取ったような風景が会場で再現されるでしょう。なじみの光景であるはずが、どこか違和感が生じ、既知のものが未知のものへと変化するとき、当初は何気なく感じられた個々の制作行為の重要性が際立ちます。

寺田就子

1973年大阪府生まれ。1997年京都市立芸術大学美術学部美術科版画専攻卒業。密やかな透明感を伴った作品のまわりで、空気が凝結し、異質な時間が流れる。鏡やガラス、色つきの透き通ったボタンやビー玉など、身近にある何気ない小さなものたちを用いながら、それらを不思議に軽やかで、かつ緊張感のある形へと組み替えてみせ、まるで重力から解き放たれたような浮遊感と、かすかな揺らぎは見るものを別世界へと誘う。

野原健司

1975年大阪府生まれ。1999年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業、2001年 京都市立芸術大学大学院美術研究科(修士課程)絵画専攻油画修了、2003年マルセイユ高等美術学校修了(フランス政府給費留学) 。毎日の生活の中から気になる光景を拾い集め、組み替えを行う。一つ一つの要素が切り離され、置き換えられることにより、いわば転置の詩学が広がる。


森末由美子

1982年京都府生まれ。2005年京都市立芸術大学美術学部美術科版画専攻卒業、2009年 京都市立芸術大学大学院美術研究科( 修士課程) 絵画専攻版画修了。身近な日用品、例えば本や歯ブラシ、塩入れ、ざる、茶筅などを用いながら、それらに丹念に手を加えることで、見慣れない、どこかユーモラスな姿が立ち現れる。

吉村熊象

1978年大阪府生まれ。2002年千葉大学工学部デザイン工学科卒業、2008年富山ガラス造形研究所造形科卒業、2010年京都市立芸術大学大学院美術研究科( 修士課程) 絵画専攻造形構想修了。私たちが無意識に前提としている事柄を疑い、その奥に隠された意味や関係性を明らかにしてみせる作品は、軽やかで、かつ機知に富む。

寄神くり

1975年埼玉県生まれ京都府育ち。1999年京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻卒業、2001年同大学院美術研究科(修士課程)彫刻専攻彫刻修了、2004年 The Sandberg Institut 大学院応用美術科修了( オランダ)。絨毯やカーテンなど室内装飾や、刺繍の技法を使いつつ、工芸/美術、といったジャンル間を軽やかに横断し、観者を攪乱し、日常と非日常の関係に揺さぶりをかける。



※関連イベント
4月9日(土) 16:00~アーティストトーク/17:00~オープニングレセプション
4月16日(土)14:00~ ゲストトーク:さわひらき(アーティスト)×森末由美子/寄神くり
4月23日(土)14:00~/16:00~ ギャラリー学芸員による作品解説
4月30日(土)14:00~/16:00~ ギャラリー学芸員による作品解説
5月1日(日)14:00~ ゲストトーク:建畠 晢(美術評論家・京都市立芸術大学学長)×本展出品作家全員
5月7日(土)14:00~ ゲストトーク:今村遼佑/宮永亮(Transmit #1出品作家)×寺田就子/吉村熊象
5月14日(土)14:00~/16:00~ ギャラリー学芸員による作品解説
他、詳細は随時WEBにて発表致します。(http://www.kcua.ac.jp/gallery)
5月21日(土)14:00~ シンポジウム:加須屋明子(本展キュレーター・京都市立芸術大学准教

KCUA Transmit Program #2: Displacement” is the second-part of a commemorative exhibition in 2010 featuring work by recent graduates of Kyoto City University of Arts. The exhibition presents a group of artists who are engaged in the creation of high-quality work that dispenses with the boundaries of existing genres such as painting, sculpture, crafts, and design. While making use of common materials and methods, the artists, each of whom is pursuing a unique artistic path, reproduce landscapes based on a scene from daily life. Though these scenes should seem familiar, they instead create a vague sense of discomfort, and in transforming the known into the unknown, cause us to inadvertently realize the value of each artist’s practice.

Artists:

TERADA Shuko

MORISUE Yumiko

NOHARA Kenji

YOSHIMURA Kumazou

YORIGAMI Kuri

Related Events (No need to resister・Admission free)

Artists Talk:
9 (sat.) April 16:00- ( in Japanese only)

Opening Reception:
9(sat.) April 17:00-

Guest Talk:
16(Sat) April 14:00- SAWA Hiraki (artist), MORISUE Yumiko and YORIGAMI Kuri

1(Sun.) May 14:00- TATEHATA Akira (art critic, director of KCUA), TERADA Shuko, NOHARA Kenji, MORISUE Yumiko, YOSHIMURA Kumazou and YORIGAMI Kuri

7(Sat.) May 14:00- IMAMURA Ryosuke(artist), MIYANAGA Akira(artist), TERADA Shuko and YOSHIMURA Kumazou

Curator’s Talk:
23(Sat.) April, 30 (Sat.) April and 14(Sat.) May 14:00- / 16:00- MORIYAMA Takayuki (curator at KCUA Art Gallery)

Symposium:
21(Sat.) May 14:00- KASUYA Akiko (curator, associate professor of KCUA), TERADA Shuko, NOHARA Kenji, MORISUE Yumiko, YOSHIMURA Kumazou and YORIGAMI Kuri

会場/展示室
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
日時
2011年4月9日(土) - 5月22日(日)
11:00〜19:00(最終入場18:45まで)
休館日
月曜
観覧料/参加費
無料
主催
京都市立芸術大学
お問い合わせ
@KCUA TEL: 075-253-1509 MAIL: gallery@kcua.ac.jp
Venue(s)/Room(s)
Kyoto City University of Arts Art Gallery
Date(s)
Apri 9– May 22, 2011
11:00~19:00(The last admission to the gallery is at 18:45 )
Closed on
Monday
Admission/Cost
Free
Organized by
Kyoto City University of Arts
Contact
@KCUA – Phone: +81-75-253-1509 / E-mail: gallery@kcua.ac.jp