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  3. Solo Exhibition of Asako Otsuka: Your ghost is fine.

展覧会について

ABOUT THE EXHIBITION

このたび、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、大塚朝子の個展「Your ghost is fine.」を開催致します。大塚は、京都市立芸術大学美術研究科彫刻専攻を修了後、京都芸術センターやコーポ北加賀屋、TEZUKAYAMA GALLERYでのグループ展や自主企画展に出展するなど今後の活躍が期待される若手作家です。

大塚の作品は彫刻作品を媒介とした身体感覚とユーモアに特徴付けられます。例えば、『似た雲の分類法』という着彩された大理石の作品では、表面をラッカー塗料で着色することで見た目の重量感がなくなった大理石が、手に取りやすいサイズの雲に見立てられています。その作品を「見ること」と「持つこと」と、そして作品の中に「行くこと」で、交差する身体感覚が意識化されます。

「災難は万人の許に訪れ、一人ひとりがそれぞれのやりかたで世界と和解する」とはポールオースターの言葉ですが、大塚はそこで発揮される「ユーモアの力」を信じています。それは、世界の見え方を変え、体系(システム)のような固く流されがちなものに風穴をあけ、世界の本当の姿を垣間見せるものです。

ガラス製の器にお菓子のようなオブジェが盛られている『so many details』という作品は、大塚が友人と交わした「おしゃべりたち」がモチーフになっています。それらは、「ほとんど忘れてしまうけれど、その無邪気さに愛おしさを感じる」会話で、この作品はそれらに捧げる記念碑だといいます。手法としては、「くだらないもの」をモニュメンタルに見せるという幾分オーソドックスな形式ではありますが、大塚の「身体感覚」に対するセンシビリティによってリリカルな作品表現となっています。

本展のタイトル「Your ghost is fine.」(訳:あなたの幽霊は元気です)は「他人の心の中に居る人(幽霊のような存在)が元気だといいな、という意味で、深い意味はなく、いつの間にか自分の中に存在していた挨拶のような言葉」なのだそうです。リリカルでユーモアのある大塚の世界観を、是非この機会にご高覧ください。

 

-作家コメント-

時々、巨大な繭の中にいるような状況の中で、あらゆる意味がダブルスタンダードに思えてくる。 断続的な日々の出来事の中で思考は切れ切れに、興味は四方八方に放置される。 私の作品はしばしば夢の中で完成する。 夢の中で作品は、現実にあるさまざまな制約とは無関係に突然結晶化する。 夢が現実の物事の再構成だとすれば、どんなに滑稽でもそこに現れた形に彫刻としての興味を禁じ得ない。

会場/展示室
@KCUA2
日時
2014年9月13日(土)- 9月28日(日)
11:00〜19:00(最終入場18:30まで)
休館日
9月16日(火)、22日(月)
観覧料
無料
主催
京都市立芸術大学
お問い合わせ
@KCUA TEL: 075-253-1509 MAIL: gallery@kcua.ac.jp
Venue(s)/Room(s)
@KCUA2
Date(s)
2014.9.13 (Sat) - 9.28 (Sun)
11:00 - 19:00
Closed on
2014.9.16 (Tue), 22 (Mon)
Admission
admission free
Organized by
Kyoto City University of Arts
Contact
@KCUA – Phone: +81-75-253-1509 / E-mail: gallery@kcua.ac.jp

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