撮影:来田猛

KCUA OPEN CALL EXHIBITIONS

副産物産店の“芸術資源循環センター”展

京都市立芸術大学および京都市立銅駝美術工芸高等学校の移転計画に伴い組織された建築設計チームをきっかけとして生まれたプロジェクト「副産物産店(ふくさんぶっさんてん)」の個展を開催します。副産物産店はアートの現場から副次的に生まれる廃材を”副産物”と呼び、その副産物をアートの視点から利活用する資材循環プロジェクトです。今回の個展では、京芸を中心にアートの現場のゴミ処理を巡る環境のリサーチとその周辺の人々(アーティスト、大学関係者、建築家、研究者など)との対話を軸に、移転後の京芸に向けての新しい機能として”芸術資源循環センター(Art Circulation Center)”のアイデアを提案します。

 

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作家
副産物産店
会場
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
展示室
@KCUA 2
会期
2021年11月13日(土)2021年12月5日(日)
主催
京都市立芸術大学
協力
京都芸術大学ウルトラファクトリーkumagusukuプロジェクト
修美社
お問い
合わせ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
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Artist Profiles

作家プロフィール

副産物産店(ふくさんぶっさんてん/矢津吉隆・山田毅)
アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を"副産物"と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。作品の制作過程で副次的に生まれてくる"副産物"は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたちです。それぞれの作家の感性を帯びた作品未満のそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、ものの価値や可能性について改めて考える機会をつくりたいと思っています。主な展覧会はやんばるアートフェスティバル2019–2020(沖縄)、かめおか霧の芸術祭(京都)など。京都を拠点に活動。

副産物産店ウェブサイト
矢津吉隆(やづ・よしたか)
1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。作家活動と並行して宿泊型アートスペースkumagusukuのプロジェクトを開始。2014年から〈KYOTO ART HOSTEL kumagusuku〉を運営。20 20年春に閉業し、新たに自宅のガレージを改修したスペース〈kumagusuku SAS〉を副産物産店の拠点としてオープン。「副産物産店」のほか、アート思考を学ぶ私塾「アート×ワーク塾」、古民家をスタジオとして改修して貸し出す「BASEMENT KYOTO」など活動は多岐にわたる。京都市在住。
山田 毅(やまだ・つよし)
美術家、只本屋代表
1981年東京生まれ。2003年武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現在、京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻博士後期課程在籍。 映像表現から始まり、舞台やインスタレーションといった空間表現に移行しナラテイブ(物語)を空間言語化する方法を模索、脚本演出舞台制作などを通して研究・制作を行う。2015年より京都市東山区にて「只本屋」を立ち上げ、京都市の伏見エリアや島根県や宮崎県などで活動を広げる。現在、作品制作の傍ら様々な場作りに関わる。京都市在住。

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会場写真

  • 撮影:来田猛

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