PERFORMANCE

「共生と分有のトポス」公開プログラム

会話劇『リリース』
  • 2024年9月14日(土) 15:0017:30
  • 京都市立芸術大学
  • 笠原記念アンサンブルホール(B棟B1階)

芸術と社会の交差領域におけるメディエーター育成事業「共生と分有のトポス」の公開プログラムとして、会話劇『リリース』(作・出演:FUFUNI)の上演ならびに鑑賞後のディスカッションの会を開催します。

ラッパーの聖地・川崎育ちの、在日コリアン2.5世・FUNI。在日コリアン集住地域・東九条育ちの、日本人・浜辺ふう。コリアに繋がる表現者という共通項で出会った 2人のアイデンティティの葛藤が、語りとラップで共有されていく。話しながら思いついたことをどんどん実践していく、実験的なラップ会話劇。「はなす」しかない。

作・出演:FUFUNI(浜辺ふう、FUNI)
舞台監督:山﨑なし

第1部:会話劇『リリース』上演(開演15:00、開場14:30)

第2部:ディスカッション


参加ご希望の方は申込フォームより9月12日(金)23:59までにお申込ください。申込多数の場合は、それ以前に申込を締め切る場合がございます。あらかじめご了承ください。


出演者プロフィール:

浜辺ふう(はまべ・ふう)

九条劇主宰
京都・東九条生まれ。劇作家・俳優。朝鮮半島の文化と日本の文化が交わった地域で育ち、6歳のときに自分が日本人だと知らされ衝撃を受ける。京都・ワシントンD.C.・ソウルで国際関係学を学んだ後、2018年に生活の延長線上として演劇活動をしていくためにソロユニット〈九条劇〉を設立。京都・ソウル・台北で公演した『ウリハラボジ』など、東九条の歴史や複合的なアイデンティティを持つ人々の生活を題材に演劇作品を制作、発表している。2022年には国立台湾文学基地との共同プロジェクトとして、日本語を話す異なった背景を持つ人たちを題材とした作品『上游』を発表した。他作品に二人芝居『エコー』、音楽劇『キルト』など。現在は東九条を離れて暮らしている。

FUNI(ふに)

ラッパー、詩人
中央大学国際経済学部卒業。2002–2010年KP(Korean Power,Korean Pride)で活動。
現在はHHP(HipHop therapy)を軸としたラップワークショップを少年院、外国に繋がりがある方達への識字学級、精神に障害を抱える人、役所の職員や国外ではベルリン、バンクーバーなどでも実施。
小池百合子が朝鮮人虐殺の追悼文を送らないことをきっかけに社会運動をラップで実践する。
また、2015年から2020年までタンザニア、ケニア、エティオピア、ルワンダなどの東アフリカ、イスラエル、パレスチナ西岸地区、ナガランド、カンボディアなど、世界のスラムと山岳地帯を放浪しながら楽曲制作をした。

浜辺ふう

FUNI

(左画像)撮影:加藤優里

  • 続きを読む
言語
日本語 (他言語への通訳なし)
参加費
無料
申込
要事前申込
申込フォームより9月12日(木)23:59までにお申込ください
主催
京都市立芸術大学
助成
令和6年度文化庁 大学における文化芸術推進事業
お問い
合わせ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
メールでのお問い合わせは、
お問い合わせフォームからお送りください。