LECTURE

TOPOS:まなびあう庭としての芸術大学

レクチャー・フィールドワーク@東山地域
  • 2025年5月24日(土) 09:0012:00
  • 東山地域

「TOPOS:まなびあう庭としての芸術大学」プログラムAの公開講座として、東山地域でのレクチャー・フィールドワークを実施します。
講師:髙田研一(髙田森林緑地研究所所長/ NPO 法人森林再生支援センター常務理事)、太田陽介・鷲田悟志(庭園ディレクター・職人/植彌加藤造園株式会社)
モデレーター:安藤隆一郎(京都市立芸術大学美術学部染織専攻准教授)
藤田瑞穂(@KCUAチーフキュレーター/プログラムディレクター)


「TOPOS:まなびあう庭としての芸術大学」プログラムA 生物多様性──人間以上/多元世界
生物多様性をテーマにヒューマンスケールを超えた長期的な活動に携わる講師陣によるレクチャーならびにワークショップを通して、視野を広く持ち、物事を多角的に捉える技術を身につけることを目標とします。自分の普段の活動とは異なる専門分野の実践者・研究者とのコラボレーションのあり方を学びます。


髙田研一(たかだ・けんいち)
生態学者。自然環境をめぐる諸分野を統合的に考えようとしている専門家で植える木も、働く人々も、そこの場も生かすための「自然配植」の提案者。山地・森林評価技術、育成技術等の提案。とくに、これまで設計という概念のなかった林業分野で、設計という概念の導入を行い、三種の主たる公益性評価に基づく森林育成をシステム化し、各地で実施してきた。(単純肉体労働から、面白くやりがいのある知的肉体労働への転換)近年では、重機などの進入が困難な山林の斜面崩壊、土壌侵食防止する目的で使用される「小土木」(KODOBOKU)を提案している。現在、NPO法人森林再生支援センター常務理事、奈良県フォレスターアカデミー特任教授等を務める。昭和25年11月、京都市生まれ。

太田陽介(おおた・ようすけ)
庭園ディレクター/職人。御用達として東本願寺・渉成園の担当を務める。渉成園内に息づく生物多様性を守るため、創意工夫を凝らしながら育成管理に励む傍らで、京都の景色に欠かせない東山の林相改善事業の整備や研究にも勤しむ。いきもの全般に愛着を持ち、生物の視点から庭を見ることに重きを置いて渉成園に携わる。自然界にあるものは「とりあえず何でも食べてみる」主義。

鷲田悟志(わしだ・さとし)
庭園ディレクター/職人。御用達として東本願寺・渉成園の担当を務める。理性を超えた芸術作品としての日本庭園の魅力に惹かれ、庭づくりに携わる職人。学びを深めた現代美術をバックボーンに、日本庭園と芸術・文人文化をより密につなげていくことを目標として日々の手入れに勤しむ。

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会場
東山地域
集合場所は申込者にメールにてお知らせいたします。
言語
日本語 (他言語への通訳なし)
参加費
無料
申込
要事前申込
申込フォームにて5月22日(木)17:00までにお申込ください。
お問い
合わせ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
メールでのお問い合わせは、
お問い合わせフォームからお送りください。