
TALK
TOPOS:まなびあう庭としての芸術大学/Super Knowledge for the Future [SKF] (KYOTO EXPERIMENT)
ターニヤ・アル゠フーリー アーティスト・トーク
- 2025年10月6日(月) 18:00–19:30
- 京都市立芸術大学
- 講義室 1
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにて『電力と権力を探して』を上演するターニヤ・アル゠フーリーは、集団的な記憶や連帯感の形成をテーマに、観客の参加によって変容していくインタラクティブなインスタレーションやパフォーマンスを制作するアーティストだ。作品が国際的に高く評価され、ディレクターを務めるバード大学の「人権と芸術センター(Center for Human Rights and the Arts、略称:CHRA)」でディレクターとして教育にも深く関わっているアル゠フーリーに、国家権力や強制移住、国境などをテーマにこれまで行ってきた創作について聞く。
ゲスト:
ターニヤ・アル゠フーリー
聞き手:
藤田瑞穂(@KCUAチーフキュレーター/プログラムディレクター)
ターニヤ・アル゠フーリー
ライブ・アーティスト。ニューヨークのバード大学で、演劇・パフォーマンスプログラムの優秀レジデント・アーティストに選出、准教授を務める。同大学人権芸術センターの設立ディレクターでもある。ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校で博士号を取得。イギリスのアーティストによるコレクティブ、フォーレスト・フリンジのアソシエイト・アーティスト。レバノンで都市のリサーチとライブ・アートに関わるコレクティブ、ディクタフォン・グループの創立メンバー。集団的記憶の構築と連帯感の醸成について考える、双方向的なインスタレーション作品、パフォーマンスを創作する。ターニヤ・アル゠フーリーの作品は、アーティスト本人や協働者によって集められ、取捨選択された触覚的、聴覚的、視覚的な素材によって命を吹き込まれ、最終的には観客の参加によって変容する。それらの作品は、強制退去、国境制度、民営化、国家による暴力、空間の政治学といった問題を扱い、いくつもの言語に翻訳され、6大陸、32ヶ国で、美術館からケーブルカーまで、様々な場所で発表されている。ハーブ・アルパート芸術賞、ソロス芸術フェローシップ、ベッシー賞優秀作品賞、ANTI国際ライブ・アート賞、トータル・シアター賞、ザ・アーチーズ・ブリック賞を受賞。これまでにANTIフェスティバル(フィンランド)のアドバイザリー・ボードに参加し、現在はCAPIm-The Centre for Art and the Political Imaginary(芸術と政治的想像のセンター/スウェーデン)でアドバイザリー・ボードのメンバーを務める。
Photo: Nour Annan
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- 会場
-
京都市立芸術大学
講義室 1
C棟1階
- 言語
- 日本語、英語 (逐次通訳あり)
- 参加費
- 無料
- 申込
- 要事前申込・以下のPeatix当ページにて申込受付
https://2025-skf-05.peatix.com/
- 主催
- KYOTO EXPERIMENT
京都市立芸術大学
- 助成
- 令和7年度 大学における芸術家等育成事業
- 企画
- KYOTO EXPERIMENT
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
- お問い
合わせ -
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
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