20211014_おそらくこれはスケジュールでありスコアでもある

おそらくこれはスケジュールであり、スコアでもある(のか?)

phase0(から1へ)2–10(414)–

京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展「第十門第四類」を引き継ぐ(とは?)準備として、

  • 12月11日以降:
    展示空間には「プロジェクト開始前」という胎動が持ち込まれ、その実プロジェクトは(とっくの前から、つまりphase0以前が存在する)開始されていて、0から1へと向かっているから、その間に得た(る)考察、本プロジェクトを体現する方法・技法に関する思索、実験を起点にしたハイパーテキストをマテリアルにWeb空間の試験運用、それを経つつさらにphase1へと向かう様がしれっと公開される。
  • 2–1 phase0(から1へ)

    ここで言っておかないといけないのは実はここで書かれている内容は厳密に「0」地点や直後のことには触れておらず、直接このスコアには動きが書かれていないプレイヤーの存在や行動にも触れていない、という意味ではパート譜なのかもしれないし、ここに書かれている以前という時間がもちろんあって、そこがものすごく大事!ということだ。2020年10月23日のメール(が「0」の超直後と言えるはずだが)以降に交わされたメール、チャット、オンライン&リアルミーティング、プレイヤーそれぞれの思索や試作などが行われ(た)る「0」直後から激しく細胞分裂を繰り返し、こうして文字になってくるまでの時間にこそ、このプロジェクトの全てが詰まっているとさえ思ったりもしますが、実際のところ・・・どうなんだ?

    2021.12.16 プレイヤーのみなさま、

    現在、mamoruは丸亀の現代美術館で18日土曜日オープンの別の展示インストール(のための作品をまさに撮影し終わり、編集にこれからはいるところ・・・つまり・・・ふんばり系ぎゃんばり)中ですが、@KCUAのプロジェクトに関して起こったこと、起こっていることが面白く楽しく支えになっています。ほんとうにこのプロジェクト楽しいです。

    それで眠らぬ脳みそがぐるぐると考え続けているのですが、少しシステムに改良が必要な気がしています。システムというか考え方、かな。

    これまではphase0(から1へ)の次のphaseは1(から2へ)
    という考えでしたが、むしろ
    phase(0から)1(から2へ)
    そしておそらく
    phase(0から)2(から3へ)
    という具合に、その時時の現時点以前のすべてのphaseが反響していくものになっていくんだろうと予感しました。
    なのでそれに準じてスケジュール上の表記なんかを変えていければ、と思います。

    その中で、これまでハイライト先であったテキストがメインのハイパーテキストにとってかわっていくようなこともありだと思っています。

    おそらくここをプロセスするのに少し時間がかかると思うので、年内は現状のこういう、あーこうしたほうがいいかも、というやりとりなどを続け、時には改良的な実装を施したり、やれるなら空間でも試したりしつつ、1月のスケジュールに書いてあるタイミング等をもとにあれこれ動かせればいいと思います。

    空間に関して、
    正面のプロジェクションステイトメントの例えば右側をmamoruのハイパーテキストにする、とかも現在すでに出来ることかな?

    あとは現在、スライドショー的に流れているお手本のスライドに、画像化した↑のハイパーテキストのコメントを入れ込んでしまう、とか?

    >藤田さん、
    わかりづらければまた18日に京都に戻り?ますのでご説明しますー

    m

    いや、むしろ(0以前から)かな

phase1(から2へ)438–

様々な資料やリサーチを通じ、過去のある場面における音風景を再生するなどしてきた「THE WAY I HEAR」シリーズ、を通じて取り組んできた想像で行うリスニング、を生み出す音的な記述、に関する考察を起点に、

  • 1月4日(第一火曜日):
    ハイパーテキストがWebにアップされ、空間が再公開され、1月11日の設営作業に関する発表がある。
  • 1月11日(テキストアップ後@KCUA休館日):
    設営作業を実施する。
  • 1月12日以降:
    変化した空間を受け、ハイパーテキストのアップデート(その過程を公開する?公開しない?を含めた)に関する方向性あるいは予感がWebにアップされる。
  • 1月19日(設営作業後の火曜日):
    phase1(から2)に関してのレポートがアップされる。
  • 随時オプション:
    公開されているテキストに関連した対談、あるいは関連する過去作の自己解説動画などがアップされハイパーテキストにリンクされる。

phase2(から3へ)467–

「あり得た(る)かもしれない」歴史を取り扱ったシリーズ作品や「WE MELT THEM AND POUR IT ON THE GROUND」など歴史の間から漏れ聞こえてくる小さな声に耳を傾け、過去を想像することにまつわる考察を起点に、

  • 2月2日(第一火曜):
    Web上にハイパーテキストのアップデート版が公開され、2月7日の設営作業に関する発表がある。
  • 2月7日(テキストアップ後の@KCUA休館日):
    設営作業を実施する。
  • 2月8日~:
    変化した空間を受け、ハイパーテキストのアップデート(その過程を公開する?公開しない?を含めた)に関する方向性あるいは予感がWebにアップされる。
  • 15日(設営作業後の火曜日):
    phase2(から3)に関してのレポートがアップされる。
  • 随時オプション:
    公開されているテキストに関連した対談、あるいは関連する過去作の自己解説動画などがアップされハイパーテキストにリンクされる。

phase3(からどこへ?)494–

今回のプロジェクトは「何(だったん)だ?」と、最終的な考察をしつこく行う、が(あるいはそれによって)極力、断定的な振る舞いは回避、保留され、結論はどこまでも先送りされることが告げられる(んじゃないかと現時点では思っている)、だろうという考察を起点に、

  • 3月1日(第一火曜):Web上にハイパーリンクのアップデート版(最終版になるかどうかは未定)が公開され、3月7日の設営作業に関する発表がある。
  • 3月7日(テキストアップ後の@KCUA休館日):設営作業を実施する。
  • 3月8日~:変化した空間を受け、ハイパーテキストのアップデート(その様を公開する?公開しない?を含めた)方向性がWebに書き加えられ、最終週へむけた準備が進められる。
  • 3月15~21日(プロジェクト最終週):ハイパーテキスト、空間(も適宜)の両方が日々アップデートを行うかもしれない。ひょっとすると現場にmamoruが入り、滞在するのだろうか?関連動画はどんどんアップされ?積極的に公開される?(としたら、何だ?)
  • 3月21日(プロジェクト最終日)以降:全くの未定、ということだけは決定している。