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Power Boy (Mekong), 2011

SPECIAL EXHIBITIONS

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 開館5周年記念

アピチャッポン・ウィーラセタクン PHOTOPHOBIA

開館5周年を記念し,映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクンによる個展「PHOTOPHOBIA」 を開催した。 ウィーラセタクンの作品は,タイの現代社会を背景とした抒情的で瞑想的な映像表現を特徴 とし,国際的にも高い評価を受けている。本展では初期作品から日本未発表の新作まで,映像 作品を中心に約40作品を公開するなど,ウィーラセタクンの活動を広く紹介する,国内初の 大規模な展覧会となった。

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作家
アピチャッポン・ウィーラセタクン
会場
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
展示室
@KCUA 1, 2, Gallery B, C *Gallery B, C は7月13日(日)まで
開催日数
44日間
(2014年6月14日(土)2014年7月27日(日))
企画
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
主催
京都市立芸術大学
助成
芸術文化振興基金
協力
SCAI THE BATHHOUSE
トモ・スズキ・ジャパン有限会社
Pixel Engine LLC.
お問い
合わせ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
メールでのお問い合わせは、
お問い合わせフォームからお送りください。

Artist Profiles

作家プロフィール

アピチャッポン・ウィーラセタクン
1970年 タイのバンコク生まれ
(映画監督・アーティスト, タイ・チェンマイ在住)
1994年に映像制作を始め、2000年に初めての長編映画を完成させる。
タイの商業映画界とは一線を画し、1999年に自ら設立したKickthe Machineプロダクションを通し、実験的でインディペンデントな映画制作を続けている。
2010年には、「ブンミおじさんの森」でカンヌ国際映画際にて最高賞(パルムドール)を受賞する。
同時に現代美術作家としても、国際的に高い評価を獲得しており、代表作には映像を使用したインスタレーション作品の「Primitive」がある。
これはドイツ・ミュンヘンのハウス・デア・クンスト(2009)、パリ市立近代美術館(2009)、ニューヨークのニュー・ミュージアム(2010)を含む多くの美術館を巡回した。
2013年には、美術家チャイ・シリとのコラボレーション作品にてシャルジャビエンナーレに出展し金賞(最高賞)を受賞、またドイツ・カッセルにて開催されたドクメンタ13にも出展した。同年に、福岡アジア文化賞(文化・芸術賞)も受賞している。

Installation Views

会場写真

photos by Takeru Koroda

Videos

動画