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SPECIAL EXHIBITIONS

ARTIST WORKSHOP @KCUA 成果発表展/パヴェウ・アルトハメル+アルトゥル・ジミェフスキ

House of Day, House of Night(昼の家、夜の家)

京都市立芸術大学では、平成25年より文化庁委託事業「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」として、「アーティストの招聘による多角的なワークショップなどを通じた新進芸術家育成事業」を実施してきた。本年度に実施する3つのワークショップのうち、ポーランドよりパヴェウ・アルトハメルとアルトゥル・ジミェフスキ(ともに美術作家/映像・パフォーマンス・インスタレーション)を講師に迎えた「House of Day, House of Night(昼の家、夜の家)」(2015年7月開催)では、ヨーロッパと日本の伝統芸術を巡る、言葉によらない対話をテーマとした10日間のセッションが行われた。それは、その場にいた誰もが、芸術だけではなく、自然、歴史、社会、モラルなどさまざまな問題について、根底から考えさせられるようなものであった。成果発表展となる本展では、ワークショップを題材にした、パヴェウ・アルトハメルとアルトゥル・ジミェフスキの共作による新作映像作品を展示すると同時に、参加者たちによる成果発表として、作品の展示ならびに「真のアカデミー」の名の下に新しい教育機関のあり方を模索する実験を行った。

 

招聘講師

パヴェウ・アルトハメル Paweł Althamer (1967-) 

彫刻家、パフォーマンス、インスタレーション、映像作家。1967 年ワルシャワ生まれ。1988 年から93年までワルシャワ美術アカデミー彫刻科のグジェゴシュ・コヴァルスキの元で学ぶ。家族や 近隣住民と行うパフォーマンス《コモンタスク》や、ワルシャワ の身体・精神障害者グループのノヴォリピエとの共同作業などでも知られ、ジミェフスキと共に共同体への問題提起となるようなワークショップなどを実施。身近な世界から想を得つつ無意識へとつながる想像力の飛翔を見せる。

 

アルトゥル・ジミェフスキ Artur Żmijewski (1966-)

映像、写真、インスタレーション作家。1966 年ワルシャワ生まれ。 1990 年から95年までワルシャワ美術アカデミー彫刻科でグジェゴシュ・コヴァルスキの元で学ぶ。応用社会芸術宣言を発表し、 社会問題と密接に関わりながら制作を行う。ポーランドの政治・ 社会に関する出版を手がけるクリティカ・ポリティチュナのアート・ディレクター。

 

参加作家

オル太 OLTA
西山裕希子 Yukiko Nishiyama
丹羽良徳 Yoshinori Niwa
増本泰斗 Yasuto Masumoto
松田壯統 Masanori Matsuda
水無瀬翔 Sho Minase

映像記録チーム

長良將史 Masashi Nagara
中望 Nozomu Naka
松見拓也 Takuya Matsumi

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会場
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
展示室
@KCUA 1
開催日数
26日間
(2016年1月9日(土)2016年2月7日(日))
企画運営
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
企画監修
加須屋明子(京都市立芸術大学美術学部教授)
主催
文化庁
京都市立芸術大学
共催
公益財団法人 京都市芸術文化協会(京都芸術センター)
ポーランド広報文化センター
協力
Culture.pl
お問い
合わせ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
メールでのお問い合わせは、
お問い合わせフォームからお送りください。

Installation Views

会場写真

展示風景撮影:来田 猛

Events

イベント

関連するイベント

真のアカデミー(講義・演習)

※展覧会最終週には講師2人が再来日の予定でしたが、講師の都合により来日が中止となりました。代わりに、出品作家、オル太のメンバーのうち3人がポーランドへ行き、講師への接触を試みます。会場では、随時その状況を反映していくことになります。

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「真のアカデミー」講義・演習
・会期中1月の毎週土曜日、日曜日の14:00より、講義が行われました。
(1/23、24は休講)

・1月9日(土)‒2月7日(日)の毎週土曜・日曜(不定休)
「bar spiritual fitness」増本泰斗(featuring 吉濱翔)

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2016年1月9日(土)14:00〜
真のアカデミー・開校式(兼オープニングレセプション)

「真のアカデミー」とは何か、をテーマにワークショップ参加者によるパフォーマンスを行います。

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2016年1月10日(日)14:00〜
「パンの磔」オル太

野外でパンを焼き、磔にしてギャラリーに展示します。

集合場所:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(ギャラリーから鴨川に移動します。予約不要。途中退場、参加可。雨天中止)
予約不要、参加費無料
持ち物:野外でのワークショップですので、汚れてもいい服かつ暖かい格好でお越しください。手が汚れますので、タオルなどをご持参ください。

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2016年1月16日(土)14:00〜
「呼吸の瞑想法」水無瀬翔

厳密な手続きはとらず、あくまでカジュアルな形として呼吸の瞑想法であるアーナパーナ・サティの瞑想会を行います。

タイムテーブル
– イントロダクション(30分)14:00-14:30
– 瞑想(60分)14:30-15:30
– 休憩&質疑応答(30分)15:30-16:00
– 瞑想(90分)16:00-17:30

予約不要、参加費無料
※ゆったりとした服装でお越しください

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2016年1月17日(日)14:00〜

「昼と夜のあいだの部屋」松田壯統

三条大宮公園の電灯に穴のあいた絨毯をかぶせ、昼と夜の間をつかまえる。

集合場所:松田壯統作品『6434人の私が生まれること、そして光で迎えること』の絨毯の上

持ち物:カメラ(もっている人)

poehum企画者である 船川翔司 氏をゲストに招き、poehumという状況をつくりながら展開して行きます。

 

※poehumについて http://poehum.tk

poe+hum とはpoetry hummingの略であり別称です。
ある場所をめぐり合意形成を経てその場所に対するフィールドワークを記録し
その記録の痕跡や場所に記憶されたものから派生する出来事をその場所自体に展開します。
〈poetry=現実に起きる出来事が対象化されない現実にある状況〉
〈humming=現実に起きる出来事が対象化されない現実にある状況〉
その二つを結んだ造語がpoehum(poetry humming)です。
またpoehumをプロジェクトとして繰り返し場所を変えて行なう計画があります。

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2016年1月30日(土)14:00〜

「88の提案の実現に向けて」丹羽良徳

アカデミーと社会との往来 のなかで「88の提案」よりピックアップした提案の以下の実現に向けて実践的な行動を開始します。
便宜的に講義ということにしておきますが、実際には参加者の実践的な参加が求められます。当日はビデオ撮影を予定しているので、参加者は ビデオに映ることをご了承のうえ参加ください。 同時刻より増本泰斗 featuring 吉濱翔「bar spiritual fitness」と同時並行で開催。持ち物なし、途中参加・途中退場自由。

14. デリバリーヘルスのサービスを会場に呼ぶ
78. 男子トイレと女子トイレを入れ替える
74. 階段で野菜の天ぷらを揚げる
85. タクシーで城の周りを5周する

(イベント終了後追記)
上記提案のうち、74と85は実現に向けての実践的な行動が行われ、14については急遽、事情に詳しい方にお越しいただき、仮にそれを行った場合におこるさまざまな問題点について、お話を伺いました。78は未検討です。

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2016年1月31日(日)14:00〜
「山本佳奈子×加須屋明子」アジアの実験音楽×ポーランドの芸術=ユーラシア? 

ゲスト:山本佳奈子(Offshore)、加須屋明子(京都市立芸術大学美術学部教授)
聞き手:吉濱翔(bar spiritual fitnessイベントとして開催)

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