MUSIC
バシェ音響彫刻 特別企画展
オープニングコンサート
- 2020年11月7日(土) 15:00–
- 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
出演:渡辺亮(パーカッショニスト)+袋坂ヤスオ(舞踏家)、アンサンブル・ソノーラ(岡田加津子(作曲家)、北村千絵(ボーカリスト)、沢田穣治(作曲家・ベーシスト)、渡辺亮)
渡辺亮 Ryo Watanabe
1958年神戸市生まれ、武蔵野美術大学卒業 在学中よりブラジルのパーカッションを中心に音楽活動を始め、数多くのレコーディング、コンサートに参加する。また、東京青山「こどもの城」講師を経て、佐渡鼓童アース・セレブレーション、いわき芸術文化交流館アリオス、横浜美術館、吹田国立民族学博物館、焼津小泉八雲記念館等、全国でパーカッションのワークショップを行っている。東京学芸大学非常勤講師。ソロアルバムに「ウォレス・ライン」「モルフォ」、著書に「レッツ・プレイ・サンバ」(音楽之友社)がある。自己の活動として、美術と音楽が共存できるプログラム「音と妖怪」「美術と音楽」を主催している。
渡辺亮ウェブサイト https://www.ryo-watanabe.com/
袋坂ヤスオ Yasuo Fukurozaka
1971年北海道生まれ。18歳で京都に出て能楽を学び、1996年より舞台の道に入る。2014年に舞踏作品「天人五衰」を発表する。その作品では自作の能面を使用した独特の表現法「ケツ能」を確立し、好評を得る。2017年8月「A Choreographic Dialogue among East Asian Dancers」(北京)に招聘される。同年9月より、KYOTO舞踏館にて「反重力子 花のかんばせ」をロングラン上演中(毎週土曜日)。
岡田加津子 Kazuko Okada
神戸生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、同大学大学院音楽研究科修了。2003年バロックザール賞受賞。2016年藤堂音楽賞受賞。作曲活動の一方で、楽器を使わずに音楽する「リズミック・パフォーマンス」を全国的に展開。2015年バシェの音響彫刻の修復に立会い、強い衝撃を受ける。それ以来、音響彫刻の保存と、それらを用いた新しい創造活動、教育活動に情熱を注ぐ。京都市立芸術大学教授。
北村千絵 Chie Kitamura
京都市立芸術大学音楽学部を卒業後、英語の音や歌曲に興味を持ち英国に留学。ルネサンス・リュート歌曲から現代音楽まで、主に英語をテキストに持つ作品を中心に演奏。芸術歌唱のための英語の発音指導にも定評がある。近年、舞踊や様々なジャンルの音楽家との即興演奏に取り組む一方、日本語及び英語の朗読にも活動の場を広げ、音楽作品とのコラボレーションも多い。京都市立芸術大学、大阪成蹊大学非常勤講師。
沢田穣治 Jyoji Sawada
ChoroClubのベーシストでありながら、様々な楽器を愉しむ。その活動は幅広く、ジャンルにとらわれない活動を続けながら様々なアーティストのプロデュースや映画、アニメ、ドラマなどの音楽制作なども多い。最新の演奏活動としては、EPOさんによるボイスパフォーミングを主体においたBanda Paradiso 、声優の西村ちなみ氏との「楽しい音楽図鑑」有末剛氏(緊縛師)とのコラボユニット「東京縛音舞」の活動や高木正勝氏(映像作家、音楽家)のプロダクトなどに参加。作曲家としては横浜市文化振興財団作曲家シリーズで選出されたほか、ミュージックコンクレート、ポルタメント楽器や純正律などにも傾倒。水琴窟のサウンドを背景にオンドマルトノと室内楽アンサンブルのための作品をサントリーホールでの初演を行うなど、近年では雅楽と敦煌の古楽器を使ったアンサンブルでの公演など自分自身の音楽表現を続けている。フォンテックから室内楽作品集『silent movie』 もリリース。
アンサンブル・ソノーラ Ensemble Sonora
バシェの音響彫刻をこよなく愛する4人の音楽家(沢田穣治、渡辺亮、岡田加津子、北村千絵)が結集し、2016年10月大阪万博記念公園パビリオン(旧)鉄鋼館にてデビューライヴ開催。以降、4人の中でデュオやトリオなど自由に組み替えながら音響彫刻を演奏する。2019年より京都市立芸術大学芸術資源研究センター「バシェの音響彫刻プロジェクト」の主要メンバーとして、音響彫刻のメンテナンスや奏法研究に力を注ぐ。2020年初アルバム「Baschet Sound Sculpture ~ Wind blows from West to East」を発行。バシェの教育音具パレット・ソノールを用いたコンサートやワークショップも展開中。
- 続きを読む
Related Pages
関連ページ