LECTURE

@KCUA オープンリサーチプログラム #1

T. J. Demos レクチャー「ラディカル・フューチャリズムス:崩壊のエコロジー、時政学(クロノポリティクス)、そして来るべき正義」
  • 2023年10月23日(月) 18:0020:00
  • 京都市立芸術大学新キャンパスC棟
  • C-101 講義室 1

芸術を育む場所でもある芸術大学の発信拠点として、作品について「考える」「作る」プロセスを公開する場として、また大学だからこそ可能な先駆的・実験的な事業に取り組んできた京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAは、2023年10月、京都市立芸術大学の新キャンパス移転にともない、堀川御池のサテライト施設から学内附属施設として新たなスタートを切りました。新キャンパス内での今後の活動に向けて、展覧会の企画に関連した公開イベントのシリーズ「@KCUA オープンリサーチプログラム」を実施します。記念すべき第1回目は、@KCUAで2024年夏の実施予定を予定している、学術研究としての芸術実践のあり方を考えるための展覧会企画に関連して、美術史家・文化批評家でカリフォルニア大学サンタクルーズ校教授のT.J.Demosさんをお迎えし、近著の『ラディカル・フューチャリズムス:崩壊のエコロジー、時政学(クロノポリティクス)、そして来るべき正義』(原題:Radical Futurisms: Ecologies of Collapse, Chronopolitics, and Justice-to-Come, Sternberg Press, 2023)に関連したレクチャーを開催します。


T. J. Demos(美術史家・文化批評家)
カリフォルニア大学サンタクルーズ校芸術・視覚文化学部のパトリシア&ローランド・リベール美術史寄附講座主任。著書に『Against the Anthropocene: Visual Culture and Environment Today』(Sternberg Press, 2017)、『Decolonizing Nature: Contemporary Art and the Politics of Ecology』(Sternberg Press, 2016)、『The Migrant Image: The Art and Politics of Documentary During Global Crisis』(Duke University Press, 2013/カレッジ・アート・アソシエーションの2014年フランク・ジュエット・メイザー賞受賞)、『Return to the Postcolony: Spectres of Colonialism in Contemporary Art』(Sternberg Press, 2013)など。最近では『The Routledge Companion on Contemporary Art, Visual Culture, and Climate Change』(2021)を共同編集し、ゲッティ・リサーチ・インスティテュート・フェロー(2020年春)を務めた。メロン財団が資金を提供するソーヤー・セミナーの研究プロジェクト「Beyond the End of the World」(2019-21)を指揮した。「Climete Collective」の議長兼チーフ・キュレーターを務め、リスボンの芸術・建築・技術博物館(MAAT)で2021年の「Climate Emergency > Emergence program」に関連した公開プログラムに携わった。新著『Radical Futurisms: Ecologies of Collapse, Chronopolitics, and Justice-to-Come』(2023)をSternberg Pressより刊行。

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言語
英語(日本語への逐次通訳あり)
参加費
無料
申込
申込不要
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主催
京都市立芸術大学
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