SPECIAL EXHIBITIONS
京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展/状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト1「物質+感覚民族誌」パイロットプログラム
移動する物質——ニューギニア民族資料
京都市立芸術大学芸術資料館では、学生の卒業作品や美術工芸に関する参考品など、本学の教育活動を背景とした資料を収集している。本展では、その中の特殊なコレクションの一つ、昭和44年(1969年)に美術調査隊によって収集されたニューギニア民族資料を取り上げ、その物質的側面に焦点を当てた展示を行うとともに、移動によって切り離されてしまった、かつてそれらがあった場所に満ちていた非物質的なものを、展示された物質と再び融合させることを試みた。また、研究者たちの協力を得て、音や映像などの非物質的であるが移動可能な資料を用いたレクチャーシリーズを会期中に行い、展示室内の収蔵品の本来の文脈を探った。
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- 会場
- 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
- 展示室
- @KCUA 1, 2
- 開催日数
-
20日間
(2017年6月10日(土)–2017年7月2日(日))
- 企画
- 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA
- 主催
- 京都市立芸術大学
- 会場構成
- 池田精堂(京都市立芸術大学美術学部彫刻専攻非常勤講師)
- 企画協力
- 佐藤知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター准教授)
- 助成
- 平成29年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
- 協力
- 行木 敬(神戸山手大学現代社会学部総合社会学科准教授)
山田陽一(京都市立芸術大学音楽学部音楽学専攻教授)
- お問い
合わせ -
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
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関連するイベント
レクチャー 1: 行木 敬
京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展/状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト1「物質+感覚民族誌」パイロットプログラム「移動する物質——ニューギニア民族資料」の関連イベントとしてレクチャーシリーズを開催します。
1回目のレクチャーとして、本展の直接的な協力者である行木敬氏(文化人類学者/神戸山手大学現代社会学部准教授)によるギャラリートークを展示室内で開催します。
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
日時:2017年6月10日(土) 14:00 – 16:00
レクチャー 2: 藤 浩志「切断と接続」
京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展/状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト1「物質+感覚民族誌」パイロットプログラム「移動する物質——ニューギニア民族資料」の関連イベントとしてレクチャーシリーズを開催します。
2回目のレクチャーでは、1986年から1988年までパプアニューギニア国立芸術学校(現・パプアニューギニア国立大学芸術学部)に講師として勤めていた美術家・秋田公立美術大学教授の藤浩志氏のお話を伺います。
講師:藤 浩志(美術家/秋田公立美術大学教授)
聞き手:佐藤知久(文化人類学者/京都市立芸術大学芸術資源研究センター准教授)
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
日時:2017年6月11日(日) 14:00 – 16:00
レクチャー 3: 山田陽一・川瀬 慈「移動する音と映像」
京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品展/状況のアーキテクチャー 2017 プロジェクト1「物質+感覚民族誌」パイロットプログラム「移動する物質——ニューギニア民族資料」の関連イベントとしてレクチャーシリーズを開催します。
3回目のレクチャーでは、民族音楽学者・京都市立芸術大学音楽学部教授の山田陽一氏と映像人類学者・国立民族学博物館准教授の川瀬慈氏を講師に迎え、ニューギニアの音と映像についてお話しいただきます。
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
日時:2017年7月2日(日) 14:00 – 17:00
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