KCUA OPEN CALL EXHIBITIONS
2018年度 申請展
大谷史乃・長町那美・前田菜月「人工的品」
工芸専攻の出身であるという背景を持ちながら、一般的な“工芸作品”という言葉から想像されるものとは、ややかけ離れた表現をおこなっている3名の作家による展覧会。現在の“工芸”という枠組みの中で作品を制作することに対して、それぞれ疑問や問題意識を抱えながら制作を続けてきた3名が共通して考えていることは、工芸には「もの」が必要不可欠ということである。たとえどんな技を持っていようと、ものがなければ技を発揮することができず、それを介しての人間の動きも生まれようがない。
素材がもつ表情や質感、制作過程における特有の身体の動き。工芸という行為が発生する瞬間。あるいは、生存のための手仕事に潜む素朴な魅力、それとは正反対の、驚異的な技術の産物。“工芸”という言葉が指すものを、この世のあらゆるもの、とりわけ「人間によってつくられたもの」の中から抽出することから始める姿勢を示す展覧会となった。
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- 作家
- 大谷史乃長町那美前田菜月
- 会場
- 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
- 展示室
- @KCUA 2
- 開催日数
-
8日間
(2018年8月25日(土)–2018年9月2日(日))
- 主催
- 京都市立芸術大学
- お問い
合わせ -
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
メールでのお問い合わせは、
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「人工的品」クロージングイベント「ふしぎな道具の使い方 実践編」
大谷史乃・長町那美・前田菜月「人工的品」のクロージングイベントとして、映像の中で考えられた道具の使い方を会場で実践する、「ふしぎな道具の使い方 実践編」を開催します。
- 会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
- 日時:2018年9月2日(日) 15:00
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