SPECIAL EXHIBITIONS
京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展
still moving library
書籍・情報・人の集まる場所、図書館。2023年に京都市立芸術大学が移転を予定している新キャンパスの建物のうち、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAの入る棟では、図書館がその中心となっています。大きく開かれた吹き抜けのある図書館の周りには、さまざまな専攻や機関が配置されており、多様な出会いと連携が生まれることが期待されています。
図書館とは、いくつもの資料やアーカイブが集積され、それらをめぐって人々が集う場所です。本を読みに来る人、静かな場所を求めてやって来る人、イベントや講座に参加するために来る人、そして図書館で働く人々も、この場に集まった情報を選び取り、それぞれの形で活用します。これらは全て、図書館が有する有形・無形を問わないアーカイブを「再編集」する作業だと言えましょう。
「still moving library」は、書籍をめぐるさまざまな「再編集」のかたちから、図書館という場所の活用について考えるための期間限定のライブラリーです。
《書籍出品者》
●京都市立芸術大学教員:
石原友明(美術学部油画専攻教授)、岡田加津子(音楽学部作曲専攻教授)、奥村美佳(美術学部日本画専攻准教授)、小山田 徹(美術学部彫刻専攻教授)、砂原 悟(音楽学部ピアノ専攻教授)、竹内有一(日本伝統音楽研究センター教授)、玉井尚彦(美術学部共通教育准教授)、津崎 実(音楽学部音楽学専攻教授)、礪波恵昭(美術学部総合芸術学科教授)、中原浩大(美術学部彫刻専攻教授)
●「still moving library」プロジェクトメンバー:
岸本光大(ギャラリー@KCUA学芸員)、榊原充大(建築家/リサーチャー)、佐藤知久(芸術資源研究センター教授)、仲村健太郎(デザイナー/Studio Kentaro Nakamura)、西尾咲子(ギャラリー@KCUA学芸員)、藤田瑞穂(ギャラリー@KCUAチーフキュレーター/プログラムディレクター)、松本久木(デザイナー/有限会社松本工房)、森野彰人(美術学部陶磁器専攻教授)
●関連イベント出演者:
尾中俊介(詩人・デザイナー/カラマリ・インク)
《出品作品》
●富本憲吉『わが陶器造り』関連作品
尾形乾山「色絵槍梅文水指」、野々村仁清「瀬戸釉筒水指」、富本憲吉「赤絵金銀彩羊歯文様壺(未完)」
●映像アーカイブ出品:
田村友一郎「叫び声/Hell Scream」、西尾美也「感覚の洗濯」、久門剛史作品映像アーカイブ
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- 会場
- 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
- 展示室
- @KCUA 1, 2
- 開催日数
-
31日間
(2019年9月28日(土)–2019年11月3日(日))
- 企画
- 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
- 主催
- 京都市立芸術大学
- お問い
合わせ -
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-585-2010
メールでのお問い合わせは、
お問い合わせフォームからお送りください。
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関連するイベント
「ビブリオ・デザインとその熱情」
こだわりが随所に光る、印象的な書籍の組版・装丁を多く手がけてきた3人のブックデザイナーによるトークバトル
日時:2019年10月5日(土)19:00–21:00
登壇:尾中俊介(カラマリ・インク)、仲村健太郎(Studio Kentaro Nakamura)、松本久木(有限会社松本工房)
「美術における映像アーカイブ」
美術作品、展覧会、ワークショップの記録と映像をめぐるトークイベント
日時:2019年10月27日(日)16:00–18:00
登壇:田村友一郎(美術家)、西尾美也(美術家)、久門剛史(美術家)
「still moving library: これからの図書館」
図書館について、ソフト面・ハード面ともに革新的な取り組みを続けてきた3人のスペシャリストによるトークイベント
日時:2019年11月3日(日祝)15:00–16:30
登壇:乾聰一郎(奈良県立図書情報館 図書・公文書課課長)、槻橋修(建築家/ティーハウス建築設計事務所主宰/神戸大学工学部建築学科准教授)、榊原充大(建築家/リサーチャー)
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