KCUA EXHIBITIONS

京都市立芸術大学退任記念

藤原隆男「ほしをみるひと」

京都市立芸術大学美術学部での研究教育、大学内の情報基盤の充実などさまざまな方面で本学を支えた宇宙物理学者・藤原隆男教授の退任を記念し、宇宙へのまなざしの薫陶を受け、研究教育を共にした美術家・教員・卒業生・現役学生とともに、「ほしをみるひと」として地上の価値の序列にとらわれず、銀河的視野で芸術と芸術教育のあり方を探求する本学美術学部のユニークな一局面を提示します。

 

参加協力者(アルファベット順)

秋山陽、出口義子、深谷訓子、福嶋敬恭、五明真、長谷川直人、ひろいのぶこ、井上明彦、河野愛、小島徳朗、小清水漸、熊田悠夢、前田菜月、松井紫朗、松尾芳樹、むらたちひろ、中原浩大、中ハシ克シゲ、二瓶晃、野村仁、扇千花、大里真瑛子、重松あゆみ、田中美帆、谷本研、辰巳明久、寺島みどり、砥綿正之

 

特別協力

塩見允枝子

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作家
藤原隆男
会場
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
展示室
@KCUA 1, 2
開催日数
14日間
(2018年3月10日(土)2018年3月25日(日))
主催
京都市立芸術大学
お問い
合わせ

Artist Profiles

作家プロフィール

藤原 隆男(ふじわら たかお)
1953年兵庫県生まれ。1983年京都大学大学院理学研究科博士課程宇宙物理学専攻修了、理学博士(京都大学)。1985年京都市立芸術大学美術学部講師、1991年同美術学部助教授、2004年より同美術学部教授。おもな論文・著書に、1983年「Integration of the collisionless Boltzmann equation for spherical stellar systems」(PASJ)、1992年「宇宙の旅」(共著・福江純ほか、アスキー出版局)、研究報告として、2005年「宇宙への芸術的アプローチ 共同研究最終成果報告書」(共著・福嶋敬恭ほか, 宇宙航空研究開発機構)など。また2005年には月刊アスキーでの連載「新・宇宙の旅」(3月号・5月号・8月号・9月号担当)も行った。

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Events

イベント

関連するイベント

3月10日(土)
16:00
オープニング&ギャラリートーク

3月11日(日)
14:00 Lecture_1(2階ラボ)
藤原隆男「今もっとも気になる宇宙物理学トピック」

15:00 Event_1(2階ラボ)
福嶋敬恭「音の教室」
福嶋敬恭(彫刻家/京都市立芸術大学名誉教授)による、音の根源をさぐるワークショップ。

3月17日(土)
11:45 Event_2(2階ラボほか)
前田菜月・田中美帆「半分この日」
昼と夜が半分この日はじつは春分の日からずれています。昼と夜が等しくなるこの日の正午に色々なものを半分こにする前田と同時に左右の実験をする田中がいます。均等にする方法はいろいろある。

14:00 Dialogue_1(1階展示室)
藤原隆男+「奥行きの感覚」研究チーム+「AAS(宇宙への芸術的アプローチ)」参加者
物理学者として芸術の実践的研究にかかわった経験を共同研究者と自由に語る。

3月18日(日)
14:00 Lecture_2(2階ラボほか)
藤原隆男「天体写真の工夫と楽しみ」

15:30 Event_3(2階ラボほか)
前田菜月・田中美帆・大里真瑛子「宇宙ラジオ放送局」
はじめまして宇宙ラジオ放送局です。
宇宙のさまざまな空間に流れる電波にのせて、ちいさな放送局からはじめての試みです。
ヒッグス粒子は宇宙のとろみ。
天文は天からの文。放送局ではみなさまからのお便りを募集しています。
展示室内のボックスまでお便りお届けください。
放送日2018年3月18日15:30スタートです。
※お住まいの星によっては放送時間が異なる場合があります。

3月24日(土)
14:00 Lecture_3(会場内)
藤原隆男「最終講義:宇宙物理学と芸術」

3月25日(日)
14:00 (会場内)
藤原隆男と参加協力者「一問一答」
参加協力者の作品をめぐりながら、作者らと藤原隆男の一問一答。観客の質問も受け付ける。

15:30 (2階ラボほか)
前田菜月・田中美帆・大里真瑛子「宇宙ラジオ放送局」
※3月17日に追加決定

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